語る理由、語らない理由

辺境の地でつぶやいたおかげか、私の言葉が拙すぎて取るに足りないからか、おかげさまで言いたいことを自由に言えることがわかったので、つらつらと言いたいことを好き放題垂れ流すことにしました!ありがとう。(誰宛?)
 
色々会見以来考えていた思いをぶつ切りに。
 
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会見以来大野さんは語りません。翔くんはブログやZEROで、潤くんはブログで、ニノと相葉くんはラジオ、相葉くんはマナブでもコメントしてましたね。
 
でも大野さんだけは会見後に何も言わない。それに対して言い出しっぺなのに卑怯という他メンバーのファンもいれば、本人の声が聞きたい、本人の言葉で聞きたいと思う大野さんのファンもいる。
そういう気持ちはわかるけど、ここに来て大野くんのラジオが終了していて個人発信の冠番組が一つもない、主演映画もドラマもないから番宣とかで聞くチャンスもない。なので直後に単独で語る機会などないから、ワザと語るのを避けている風には見えず、過激にそのことについて騒ぎ出す人も私の界隈では見かけません。
この期に及んで大野さんのメイン番組がなかったことは良かったと思っています。ここまで計算されていたのかとさえ思います。なぜなら言い出しっぺであることを自ら公表したからこそ、大野くんが一番不用意な言葉を語ってはいけない人だから。
 
1人の番組があったとして会見後全くそのことに触れず進行していたら、腹の立つファンもいるでしょう。でもそのことについて何か言葉を発すればそれの意味をいく通りにも解釈して喜んだり怒ったり悲しんだり、結局ファンは好きなように振り回されてしまう。そういった気持ち悪さを最小限にとどめるためには大野くんが1人で何かを言う場所が物理的にないこと、これ以上この話に本人は少なくとも終わりが近くなるまでは触れないこと。きっと嵐なりの緻密な計算があると思います。
 
4人のコメントのスタンスも徹底しています。進行役の翔くんが話せる部分での具体性のある内容をたくさん話す。常に争いのない、絆の深いグループであると強調する。潤くんは翔くんとともに「嵐が語った言葉だけが真実。それ以外を信じないで」と訴えかける。ニノは嵐は5人以外ありえないことを強調する。相葉くんは嵐で良かったと感謝し、ファンに感謝する。
各々の性格ゆえに、ファンがその言葉を信じるに値する価値が生まれる。本当にすばらしいチームワーク。
 
おそらくこれから色々あることないこと(ないことないこと?)憶測や小さな種火で思いつく妄想の数々をネタにした記事はことあるごとに出るでしょう。でも嵐は釈明も反論もせず、ただグループの活動をよりファンやお茶の間に気持ちよく届けていく努力を重ねると思います。何か言うなら個別の記事にではなく、翔くんは潤くんは「外野を気にするな。自分たちを信じろ」と、ニノは「嵐はこの5人でしかありえないから」と、相葉くんは「嵐で良かった、嵐が好きすぎる」とブレることなく言い続けるだけだと思います。そして大野くんは多くを語らないキャラだし何より大野くんが個人的な発信を自由にできる場所はない。
 
大野くんはこれからも語らないでしょう(ってそれはまがいもない私の憶測ではあるけど)。それを守られていると言う人もいると思うけど、そうじゃない、それが最善のスタンスだからそうなっているだけです。誰もこれを機にスタンスやキャラが変化する必要もない。
 
これが例えばもし翔くんが脱退を申し出て今回の会見になっていたらそうはいかない。誰が言い出しっぺだとわざわざ言う必要があったのかという意見もあると思うけれど、長い話し合い期間の中で言えない真実もある中で、「大野さんが発端」は、出した方が他の隠している真意があったとしても疑られにくくなり、その後のメンバーの行動の整合性を納得するしかない必要な部分だったと感じています。
 
大野さんは嵐に失望したわけでも自分のいない嵐を点検したわけでも、もちろんメンバーを軽んじたわけでもない。
(ただ、Miles way を作ったことで、自分の思う嵐1人1人の本当の素晴らしさを、自分だけで嵐のパフォーマンスも歌の個性やレベルは成りえなかったことを多くの人に理解してほしい、そんな願いがあったかもしれない。技術的にも嵐の可能性は高いんだと証明したかったのかなと、それは夜の影のダンスにも通じる部分です)
 20年を経てやっぱり自分らしく生きることを、嵐なら、メンバーなら受け入れてくれることを信じたからこそ本心を打ち明け、自分が嵐の外の世界を味わうことを自分1人では解決できない方法を今なら良い形で何か解決策を考えられると信じてこういう形になったんじゃないかな。そうであってほしいなと思います。
 
5人はこれからも変わらない嵐でい続ける。それがきっと嵐の突き抜けかたであり、このスタンスでいるからには宙ぶらりんのまま空中分解で自然解散ということは嵐のブランドを何より愛する5人は絶対しないと思っています。
なのでやっぱりワクワク。2年後からは寂しいけれどまた5人が集まる奇跡を、幸せを待つだろうなと。
 
そう信じられる自分がいます。