2人で渡れば怖くNIGHT(追記あり)

 今回はちょっと妄想燃え盛ります。翔くんファンの中には気分を害する人がいるかも、とだけ前置き。人の人に対する感じ方はそれぞれだから許してください。思いついたらどうしても書きたかった。

 

 

 

 

翔くんは「生まれ変わるなら大野さん、大野さんには(自分が見ているものが)どんな風に見えているのか(見てみたい)」と言っていました。大野さんも「俺もおんなじだよ」と。

論理的、感覚的。

 

両極でほぼ重なり合うことのない二人で、「同じクラスにいたら友達になっていない」と思っていた2人が同じグループで友達以上に接し続けていく。翔くんも初めは不思議な人だと思っていただろうし、大野さんの方は自分の見えてる世界が人と違う自覚がありそうだから、まあ最初は俺の後ろで踊ってるちっちぇえヤツいるな、から始まり、グループになってからはみんなすげえな、翔くん頭の回転はええなと思っていたかもしれない。

お互いが持ち得ない、頑張っても叶わない部分をちょうど半分ずつ持ち合わせているような2人。

 

翔くんにとって大野さんは20年以上を経てそばにいた仲間で、突出した才能を備えてるのに全然前面に押し出ることなく、普段は突然ぼーっとしたり、テンションが自分と違ったり、同じものを見てるのに全然違う感想を言ったりする。友達が自分と同じような思考の人が多かった翔さんにとっては「こんな人いるんだ」って感じだったかも。でもだんだん自分と同じものを見ても、全く違うように見えてる人にある種の憧れや理解したい気持ちで大野さんといたのかなとコメントに時々見え隠れする部分で感じる。

でも元々ダンスがやりたいことも入所動機の一つだったのだから、ダンスが上手いヤツをジャニーさんに紹介されて、最初に出会った尊敬する先輩だったのかもしれません。

 

 

 

 

会見の時、大野さんが切り出した時にそれぞれどう思ったかという問いに対して、1人自分の意見を言わなかった。驚いたとは言ったけど、ニノや相葉さんの驚きとはちょっとだけ違う種類を感じました。もちろん誰も「賛成か反対か」という答えはしなかったけど、こっちに寄ってるかな的な自分の意見が伺い知れるコメントはしてました。じゃあ翔くんはどっち寄りかというと、賛成反対は関係なく少し大野さんの気持ち寄りだったのではないかと。その言葉を今まで思っても口には出さなかった彼が口にしたことに驚き、これは相談ではなく意思の表明だと悟ったんかなあって。

 見える世界や自分が試してみたいことに対して、大野さんの身になってみればあまりにも自然に感じてたであろうことを、本人がついに口にしたこと。

それまでいつ来るかという恐れとかはなかっただろうけど、その時が来たら受け止める覚悟はいつでもできていたのではないかと思います。

 

だから結局のところ翔くんは反対だったのどうなのみたいな質問されても、「いやいや、大野さんの気持ちもすごくわかるし、他の3人の思いもある」となり、5人のの着地点を作ろうとしか言えなかったんじゃないかな。

 

極論を言えば、着地点だけで言えば4人が最終的に納得したところを見つけられれば、それがどんな答えでも自分はその着地点に納得できる。4人が苦労してぐるぐる悩んで、最終的に大野さんも3人もそれがベスト、人によっては1番ベターだと思える結論ならば異論はない、ということだったのではないか、なんて。とは言え、どんな答えでもと言っても多分大野さんの意思(「1度なににも縛られず自由な生活がしてみたい」の方)は絶対尊重するべきというのは根底にあった、そこありき、その部分については味方でありたいというスタンスで話し合いをしていたのじゃないかな。

 

こういう考え方をしたのかなんてのは全て私の妄想なので、それを鵜呑みにしてというか曲解して、翔くんは嵐の行く先をどうでもいいと思ってたなんて誤解しないでください。それが嵐に対する翔さんの見方、見つめ方であると私が勝手に思っている訳です。それが私の落とし所だから。

 

今回は大野さんが発したからこそ、長年背中を見続けだんだん同士として心に寄り添い続け、自分の理解できて彼が誤解されそうなところは補い続けて来たからこそ、自分にはそれをまとめる責任があると思った。自分なら寄り添って大野さんが苦しまない、みんなも出来る限り納得できるように持っていけるししなければ、その理由がこれかなという想像。なんとなく先輩大野さんへの恩返し、みたいな。(大野さんの方は全然恩を売った気がなくても、自分が大野さんと出会ったことで見ることや考えることができた多角的な視点とかその視野の広がりとかにはすごく感謝してるような気がする)

 

うーん、あってるかどうかはわからないけど。でもきっと別のメンバーが発端で翔くんが同じことをするかと言えばきっとそれはない、ような気がするんですよね。

 

 

 

何かの雑誌で大野さんが翔くんのことを「介護要員」とコメントしたのが話題になったのを目にしたことがあるけれど、今にして思えば自分の思いや、各場面でとっさに感じたことを理解し、肯定して対応してくれる人ってことだっだのかなと納得できてしまうのです。

理解者という言葉ではピッタリこないような。大野さん自身の中ではわかっていても聞いている人には言葉足らずと感じたコメントは、誤解を生まないように言葉を足したり言い換えてすぐ補完する、瞬時に理解した上で必要な手当てを施してくれる、いざという時には誰が相手でも心強い味方になってくれる。そう考えると「介護要員」は言い得て妙だなと。

だって同じ立場や感覚の人ならともかく、正反対の思考を持った人が自分に1番寄り添ってくれる、味方になってくれるってなんかすごくないですか?

 

 

 先輩後輩の立場から始まって、1つ下なだけなのにちっちゃい翔くんが踊る時にはいつも後ろにいて、それなのにだんだん自分の背を追い越して、気がついたらニュース番組やってる、歌番組の総合司会やってる。ああ大きくなったなあ、カッコいいなあ。でも翔くんのちっちゃいとき知ってるよ、大きくなってもカワイイ部分があるの知ってるよ、みたいな本当に親戚のおじさんみたいになっちゃって。

 

 

「翔くん見ただけで泣けてくる」

これね、何かしてじゃなく、見ただけでって凄いですよね。存在が泣けるって。

翔くんにとっては大野さんの最高の褒め言葉だったんじゃないかな。

 

歳が近いからこその、お互いにしか言えない何かがある。

 

兄役でポンコツ役やボケツッコミ役を引き受け、弟たちを楽しく過ごせる居住空間を作れたのはこの凸凹な2人だったからこその阿吽の呼吸でもあったように思います。

 

 

「智ちゃんが1年だけセンパイ!」

2人のソロコンのために作られた「俺たちのソング」で、なぜこの言葉がサビ前のクライマックスに置かれていたのか知るよしもないけれど、なんとなく翔くんと大野さんの関係性を端的に表していて、初めて出会った時から今までそんな関係性だったのかなあという、以上、私の壮大な想像でした。でも根拠がないつもりもない。

 

最近なぜか翔くんが菩薩さまのように見えてくる時があるんです、私。

 

 

(追記)俺たちのソングは紹介したくても違法映像しか出てこない悲しみ。ちょびっとだけわかるのがあったのでちょっとあげときます(違法だったら取り下げるので教えてください)

翔くんのソロコン取材、3‘28“からと8’00”から。字幕がアレだけど、ちゃんと聞けばわかるよ。

www.youtube.com

 

ついでに大野さんのソロコン、これが1番ダイジェストだった上と同じ出典

youtu.be

 カッコいいからメンバーのモノマネまでやっちゃう。前のエントリーのお話の補完。