IN THE SUMMER が好きすぎる(Vol.1)

そしてタイトルがイケてなさすぎる(泣…。 あ、お久しぶりです)

 
 
しか この夏にしか出せない曲がある。
それが、
 
IN THE SUMMER
  
 
 
初めて聴いた印象。
 
「わー !ジャマイカアンビエントU2っぽいんだけど?えーっと、U2ってアイランドレーベルだったっけ。え、やっぱジャマイカじゃん!え、なにが?どこが?」(グルグル)
……支離滅裂ですが、ちょっと不思議な興奮を味わいました。
 
 
…いやー。こんな興奮はもう今の音楽ではないと諦めていたけど、というか忘れたけど。
まさか日本の、それもトップアイドル(でいいのか?)の曲で味わえるなんて!
 
 
最近のJ-POPは情緒的に歌いあげるものが増えてきて、感情は揺さぶられるしすごく日本人に合ってると思うけれど、なんか年々そっちの方向で鎖国化してる感じもすることに違和感があります。
 
なんでなのかなって考えて、日本人って日本のアーティストにあまり新しい音楽を求めていないような。(これって差別的発言ですか?)
いや普通にハマるし、アーティストの色も感じるんですよ。歌い方もそれぞれ。
でもなんかそのハマり具合は新しさではなく、日本人としての自分のアイデンティティを突かれているような気持ち。つい今の自分の気持ちを込めて歌いたくなる。
それって自我を守るための悲鳴みたいなもので、守ることはすごく大切。否定しているわけではないんです。ただ、今のミュージックシーンを見ていると、以前の曲の方がもっと実験的な音楽多いような気がしていて。
それが何故なのかわからないけど、今の人たちって保守的だなあって思っているんです。海外の音楽が簡単に手に入るようになって、だから逆に日本は実験をしなくなったというか。まあ、私の聴いている音楽の世界が狭いだけなのかもしれないけれど。
 
対してspotifyとかであっちの人気音楽を聴いてみれば、どんどん旋律が行方不明になってる気もしてこれまた、またこんな感じかと食傷する時もあります。全部ラップ?とか、Aメロがラップ、サビが歌い上げ系の曲がやたら増えてない?というかランキング上位に乱立してない?ウッカリしてると全部ドレドレ、ミレドレ、ソファミレド、で全部いけてない?私が新しいものを受け付けないだけ?(それは十分にありうる)
おそらく言語による旋律と言葉のバランスの違い、つまり日本語と英語では基本1音に一字と1〜2音で一単語という違いがあって、必然的に異なるんだと解釈しています。それゆえに日本の曲を海外で歌うのはどうしても日本語で歌うのがベストなのだろうな…
 
Youtubeで和訳して歌っているのを見かけたので、ご紹介。もちろんgoogle翻訳だから歌詞に直したらこんなんじゃないにせよ、直訳してしまえば英語のほうが圧倒的に情報量が多いってことなんですよね。面白いー。
 
…最近よく耳にする海外のラップはメロディック・ラップというらしいです。知らんかった。そう、明確に旋律はあるけど、やっぱりラップだよねえーと、コレってどういうジャンルわけなんだろうと思ったら、やっぱり名前ついてるんですね。
 
 ところで、日本では10年に一回ぐらいレゲエっぽい曲がドンとヒットするけど、それが主流になることはなく、癒される気持ちいいと言いながらもあまり継続的には求めてない。
これも海外のトップ50などを流し聴きしていると、結構な頻度でレゲエっぽいテンポ感やリズムをAメロあたりに取り入れてる曲に出会う。これも言語の違いと、さらに言えば日本人のリズム感に合いづらいのかな。
 
話があちこちしてるけど、で、何が言いたいかというと、そのレゲエのリズムでまさかの嵐が歌うっていうね、そしてやたら滑舌良い英語の発音が(上手いのかヘタなのかは全然わかりません)、妙にレゲエの世界観にあってて、嵐×レゲエってありなんだというところにすごく新鮮味があったということなんです。
 
さらに言えば、 嵐の皆さんはこの音楽でもって、何をしようとしてるのかなって思っているんです。
 
 IN THE SUMMERは、決して今までの音楽史をめくってみて「新しい」わけじゃないけど、今、日本でこういう歌を歌う人たち減ってきてますよね。だからこそ新鮮に感じました。一周回って新しいというか。
 
なんか、Twitterで、「すごくこの曲調が好きなんだけど、なんていうジャンルなんだろう」って、全然音楽分野のこと話題にもしてなかった人が呟いていてびっくりしたのですが、それのリプが「トロピカルハウス」で、私もそれ見て「へーそうなんだー。初めて聞いたー。」って思ったほど、私自身も音楽のジャンルに疎くなっているし音楽シーンのジャンルって目まぐるしく変わってる。
あんまり今の音楽もそんなに知らないけど、本当に私も個人的に好きすぎたこの曲の魅力の理由についてについて語りたくなってしまった。
 80〜90年代に巻き起こった怒涛のUSミュージックのファンとしても嵐のファンとしても、もうちょっとだけチマチマクドクド語りたいと思います。マニアも音楽の深さも中途半端なので正しいことなんてわからない。でもこの興奮をなんとか誰かに伝えたいという一心で。
偏った私の知識なので異論反論あるでしょうが、今回は「私がそう感じたから」で許してください。音楽分析マニアじゃないんで、ほとんど読者がいないことをいいことに好き勝手書かせてもらいます。

ついていけない方は静かに回れ右してくださいね。(すでにしてるか)