感傷的なひとたちの唄

なるべく個人の感情の吐露ではなく、フラットに色々見てきたことへの私なりの意見としてつづってみようと思いますが、やはり嵐のあのような完璧ともいえる会見でも様々なファンの思いが吐き出されたように、うまくはいかないだろうけど、少しでも心が弱ってる、心優しい誰かの心が軽くなればと思っています。語彙力のない私の書くことだからうまくいかなかったらごめんなさい。

 

自分の立場をはっきりさせておきますが、私は元々12、3年前のあることがきっかけで嵐の曲と関わらざるを得なくなって、それまではジャニーズに見向きもしなかった人間です。そこから大野さんの歌やダンス、人柄のファンになり、そして今では5人それぞれの人間性とプロ意識を尊敬しています。5人とも大好きな人たちです。

 

大野さんへの偏愛ぶりの激しいいわゆるアンリーと呼ばれる人へのファンの不快感が、活動休止の会見を経てさらに顕著になってきたように感じます。私が見ている世界も偏っているかもしれませんが、他メンバーファンの人たちが「アンリーを野放しにした」と怒りをぶつけたつぶやきを結構見かけるようになりました。またアンリーの暴走の相乗効果で、大野さん自身への批判が高まっているのも感じています。

過激な発言を繰り返す人たちに対しては本当に腹が立って当然だと思います。大野さんがこの休止の言い出しっぺでもあることから少しくらい恨み言言ったっていいじゃないって人の気持ちも本当によくわかります。

ただ、それで実際に苦しんだり謝ってる人たちって、5人が好きな心優しい大野さんファンであり、アンリーさんたちは全くもって傷ついていないように見えます。彼女たちは傷ついたふりをし、さらにそういった危険分子から大野さんを守ってやると奮起してますますお元気に毒を吐いています。それってどうなんだろう。

怒りは届かない上に、その怒りで矛先と違う周囲の人が傷ついているって、なんだかすごく色々矛盾していませんか。

 

さらにまずいことに大野さんのアンリーさんたちが攻撃している人たちは、自分が認められない人たちを無差別に攻撃しているのは事実ですが、大野さんが好きで5人が好きな優しい人(厳しい人もいるかな)に対して特に、表面しかわかっていない、大野さんにとっては害でしかないファンであると攻撃しているような気がしています。

もちろん4人のファンの人たちも勇気を出して反論した結果、酷いこと言われた場面も見ています。特に潤くんや翔くんについては、イニシャル使って相当蔑んでたですもんね。忠告してやってるんだ、だの、あなたが勝手に言ってるだけで私も私の周りにもバカにしてる人なんかいないだの、客観的には全然アウトなのに持論をまくし立てて自分が認める意見以外は、嫌がらせかイジメだと決めつける。そんな恐ろしいモンスターたちの心ない言葉に心を痛めた他のメンバーのファンの人たちの悔しさは、私も大野さんのファンであるがゆえに軽々しくわかりますとは言えないものだと噛み締めています。

でも同じ人のファンでいながら信じられない言葉を吐き散らかすあのモンスターたちの発言に、苦しみと腹立たしさを感じている大野さんファンたちが反論したらどうなったかといえば、「あの人は本当は別の人のファンでなりすましだ」と宣言され、なりすましアカと周囲に言いふらされ、そんな卑怯なファンを持つ例えば潤くんや翔くんをさらに攻撃する燃料に仕立て上げられるのです。あのモンスターたちはそういう手口でなんとか気持ちを変えて欲しいと思って反論した大野さんファンを同時に貶め、振り落としてしてやったと悦に入っているような恐ろしい人たちなんです。もっと恐ろしいのは確信犯ではなく本気でそれをやっているらしいとこでもあるのだけれど。

 

こんな特殊なファン付いたのは大野さんのせいだという人もいたし、そうまで言わなくても、大野さんがそういうファンになんも言わないからのさばるんだと嘆く人も見ました。

でも、もし大野さんがそういう偏愛ファンに何か苦言を呈したら、本当にこの事態が収まると思っているんでしょうか。

 

苦言を言ったとして彼女たちが正しく解釈するわけがないんです。自分を正当化させるならどんなにも人の言葉を捻じ曲げられる人たちです。聞こえなかったふりをしたり、なんなら事務所や他のメンバーに真実を叫んでいる私たちを封じるように命令され、仕方なく苦言を言わされた可哀想な人に大野さんを仕立てあげたり…そんな結果しか私には想像できません。だって、あの界隈の人たちは絶対「自分が間違っているかも」とは認められない人の集団だから。

 

そういう人たちって、実はどこにでも一定数います。ちょっと畑違いの話をするんですけど、私はかつてフィギュアスケートのファン(特定のファンはいなくてただフィギュアスケートが好きというファン)でもあって、日本行ける大会ならチケット取れるときはどこでも行ってた時がありました。ある(四大陸大会という)大会に行く途中、駅から現地まで行く途中で高橋大輔選手溺愛ファンらしい人が「なんであんな世界的に認められた表現力の大輔さんがエキシビションに出れないのよ、あんな(羽生選手のこと)表現力もないヤツは出られてクソムカつく。」と言っているのを聞いてビビりました。その会場で羽生選手が演技した直後私の席の後ろで、「アイツの演技きらーい!」と言っている声をまたもや聞いてしまって(行く途中とは違う人)ひゃー、この世界のファンって怖いー!ってなりました。

おばさん、こっちにきこえてるよ。聞こえるように言ったんだろうけど、と虚しい気持ちになったんですが、こういう人は本当になんと言っていいか、うん、いるんですよ。そういう人。

でもそれって高橋選手のせいですか。

 

技術を好むか、表現の個性を好むかなんて人それぞれなのに、技術的に認められている、彼女たちが思う「ジャニーズらしからぬ本物の天才である」部分を「世間と私が認めた」ことにより、他の誰かを蔑んで欲求を満たしている人がいるんです。

そういう人たちはどんなに認められていてももその人が認められない気がしてしまえば、さっきの高橋選手の時に実際にあったことですが、「ジャッジが羽生びいきなのが悪い」「スケート連盟が悪い」と言うのです。大野さんの場合も同様でちょっとでも認められていないと思ってしまえば、「踊れない他メンバーが悪い」「事務所が隠すのが悪い」と、勝手に彼を「誰かに貶められている報われない天才」に仕立て上げるのです。

自分が認めた逸材を守るために、ないがしろにしていると認定した敵を攻撃し、自分こそが彼の本当の才能を理解しているという思いに酔いしれているのです。

 

高橋選手と大野さんの偏執的なファンたち、似てると思いませんか。

それはやっぱり当人がおびき寄せているんでしょうか。対象者はファンに似るんでしょうか。そういうファンがついたのは本人のせいでしょうか。

 

そんなわけないじゃん。

 

本人の努力で勝ち取った技や力に偏執狂が取り付いたことが、努力した本人のせいであるわけがない。好きな子に対してかなわぬ妄想を抱いたストーカーと何ら変わりないと思うんです。違うでしょうか。

 

 

結局こんなに回りくどくだらだら書いた挙句、つまり何が言いたいのかと言うと、

大野さんを好きで嵐みんな好きな人が、暴れているファンがいるがために他の担当のファンに大野さんが好きであることに申し訳なさを感じるのは、過剰な負担を自分にかける必要はないと言いたいし、他メンバーのファンの人たちもそういう偏執狂なファンに踊らされるなんて相手の思うツボだと思うんです。目を覚まして!って思うんです。

あなたたちはどっちも全然悪くない。そしてあなたたちが好きな人たちも本当にステキな人たちだと誇って、惑わされることなく自由に好きを語り合えばいいんですって言いたいんです。

 

あの会見までの話し合いの期間、そして会見、身を呈して「嵐」を守った5人で一人一人に、私はただ拍手しかありません。

長い話し合いを重ねて出した結果の2年間、それは各界に対する「嵐」のブランドを維持して、たとえ利用され尽くしても休止期間のイメージを壊さないために必要な期間であると判断したのでしょう。

でも同時に、ファンが色々な不安を抱いて何度も疑心暗鬼になるには十分な期間であることも承知しているでしょう。ファンの喪失感や苦しみを理解し、寄り添い続けるには2年は果てしなく長い。でも彼らは全てを考えた上で、1年半悩み、2年間寄り添い走り続けると決めたんです。これってすごいことじゃないですか。簡単にマネできることではないです。マジで。

 

今自分が綴っていることが全て正しいかなんてわかりません。間違ってることも意味不明なところもいっぱいあると思います。うまい文章を書くのが苦手なので伝わらないところもいっぱいあるんだろうなと不安です。

 

でも、ただこれだけは。

これからの2年間を悶々と過ごすではなく、嵐がお礼を言うための2年ならファンもお礼を言える2年であって欲しいと願っています。お礼ではなくても純粋に楽しめる日が少しでも沢山ある2年で。そして活動再開を楽しみに待ち焦がれる休止期間を過ごしてほしいと思うから。

だから自分の単純に好きと言う気持ちを大切に。不穏要素に惑わされて傷つくなんて時間がもったいない!

ちょっとだけ感傷的な気持ちを抱えながらもファンでいる自分を、やっぱり幸せだーと感じる日々をこれから過ごしてくれることを願ってやみません。

 

 

振り返って見れば全然まとめにはなってないし、まだ4人で続ければとか、解散すればとかいう人たちのことも思うところはあるけど、それはおいおい…まだかける状況と書く気力が残っていたらということで、とにかく身近な救われなくて落ち込んでいる人たちに届けたいと思って書きました。

くどい文章でごめんなさい。最後まで読んでくださった優しい方の心の平穏を。

 

 

 

 

 

 

 

 

ある一定の人に対して恐ろしく侮蔑的なことを書いたことも承知しているので、これが攻撃対象になったら素直に消します。自分を守れるのは自分しかいないから。

ただここに記したことは後悔したくない。